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エステサロンの開業は何から始める?物件・機器・メニューを決める前に考えたい順番

 
空の店舗で開業準備中の女性オーナーが、施術ベッドの配置を想像しながらノートにサロンの方向性を書き込む様子を描いた画像
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エステティックサロンを開業すると決めた後、「何から始めればいいのだろう」と迷う方もいます。

物件を探し始めると家賃や広さ、立地が気になり、美容機器を見れば「この機器を入れたい」と思うこともあるでしょう。

一方で、フェイシャルやボディ、痩身などのメニューや価格も決めなければならないため、開業について調べるほど準備することが増えていきます。

どれも開業には必要な内容なので、気になったことから一つずつ調べてきたことが間違っているわけではありません。

ただ、物件や美容機器、メニューを別々に決めようとすると、「この物件で本当にいいのか」「この機器は必要なのか」と途中で迷いやすくなります。

先に考えたいのは、物件と美容機器のどちらを先に選ぶのかではなく、どのようなサロンを開き、どのようなお客様にどのような施術を提供するのかです。

どのようなお客様に、どのような施術を提供するのかが具体的になると、必要な施術スペースや設備、メニュー、美容機器を考える条件も分かってきます。

この記事では、エステサロンの開業は何から始めればよいのか迷っている方へ、開業準備を進める時に考えたい順番を解説します。

エステサロンの開業で何から始めるのか迷う理由

物件資料と美容機器のカタログを両手に持ち、どちらを優先すべきか迷っているエステサロン開業準備中の女性の姿を描いた画像

【開業準備で迷うのは情報不足ではなく、何を基準に順番を決めるかが固まっていないことが多いです。】

エステティックサロンの開業を決めると、物件や美容機器、メニュー、資金、設備など、考えることが一度に増えます。

物件を探している途中で美容機器の情報が気になり、美容機器を調べていると初期費用も気になって、今度は資金計画を考え始めます。

メニューを作ろうとすれば、施術時間や価格、必要な機材や化粧品まで考える必要が出てきます。

このように開業準備では、物件、美容機器、メニューなどが別々の準備に見えても、実際には互いに関係しています。

開業経験がないから何も分からないというより、どの準備から考えれば次に進めるのか、その順番が分からないために迷ってしまうのです。

物件・美容機器・メニューを同時に考え始めてしまう

開業することを決めると、まず物件情報を見始める方も多いと思います。

家賃や広さを見ながら、「この店舗なら施術ベッドを置けそう」「この場所ならお客様に通ってもらいやすそう」と考えます。

その一方で、美容機器メーカーの情報を見たり、展示会で気になった機器を検討したりすることもあります。

さらに、自分がこれまで経験してきたフェイシャルやボディなどの施術を思い出しながら、どのコースをメニューに入れ、価格をいくらにするのかも考えます。

どれも開業には関係する内容ですから、気になった内容から調べ始めるのは自然なことです。

ただ、物件、美容機器、メニューを同時に考えていると、それぞれを何と比べて決めればいいのかが分からなくなります。

例えば、気になる物件を見つけても、どのような施術を提供するのかが決まっていなければ、必要なスペースを判断できません。

使ってみたい美容機器があっても、誰にどのような施術を提供するのかが具体的でなければ、その機器を本当に用意する必要があるのかも決められません。

何から始めるのか迷っている時は、準備をしていないのではありません。

すでにいろいろな情報を集めているからこそ、何を基準に物件、美容機器、メニューを決めるのかが分からず、どこから決めればよいのか迷っているのです。

開業準備を調べるほど、やることが増えて見える

「エステサロン 開業 準備」「エステサロン 開業 流れ」などで調べると、さらに多くの情報が出てきます。

開業前に確認することは、物件や資金、初期費用、設備、美容機器、備品、資格、手続き、届出など、一つではありません。

一つ調べるたびに、「これも必要なのか」「まだこれも決めていない」と、やることが増えたように感じます。

そこで、もっと開業の知識を集めれば正しい順番が分かるのではないかと、さらに情報を探し始めます。

もちろん、事前に知識を持つことは必要ですが、物件、資金、設備、手続きなどの情報を増やしても、すべてを同じタイミングで決めるわけではありません。

物件や美容機器のように、自分のサロンに合うものを比較して選ぶこともあれば、営業を始めるまでに確認しておかなければならない手続きや法律もあります。

営業開始までに用意する備品や機材も、どのような施術を提供するのかによって必要なものが変わります。

開業準備について調べるほど迷ってしまう時、足りないのは情報量とは限りません。

大切なのは、集めた情報の中から何を先に決め、その内容をもとに次の準備をどう進めるのか、エステサロン開業の順番を整理することです。

物件を先に決める前に確認したいこと

内覧中の店舗で、女性オーナーがメジャーで床の幅を測りながら施術ベッドの設置場所を想定している様子を描いた画像

【物件は見始めても、契約前にどの施術を提供するかを具体化しなければ必要なスペースを判断できません。】

物件探しは、開業準備の中でも具体的に動きやすい内容です。

不動産情報を見れば家賃や広さ、立地が数字で分かり、内覧へ進めば「ここでサロンを始める」というイメージも持ちやすくなります。

そのため、「まず物件を決めれば、その後の準備も進むのではないか」と考えるのは自然です。

ただし、物件を探すことと、物件を先に決めることは分けて考える必要があります。

どのような施術を提供し、どのくらいのスペースや設備が必要なのかが具体的になっていなければ、物件を選ぶ条件が決まりません。

そのため、家賃や立地、広さを見ても、必要な施術スペースや設備が分からず、自分のサロンに合っているのかを判断できません。

物件から探し始めても問題はありませんが、何をする場所なのかが決まっていないまま、物件の条件だけで契約まで進めないことが大切です。

必要な施術スペースが決まらないまま物件を見ている

物件情報を見ていると、「この広さなら足りるのだろうか」と迷うことがあります。

広い物件なら安心できそうですが、広くなれば家賃などの費用も変わります。

反対に、家賃を抑えるために小さな物件を選んでも、開業後に必要な設備や施術スペースを確保できないこともあります。

その場合は、物件をもう一度考え直さなければなりません。

必要な広さは、エステティックサロンだからといって一律に決まるものではなく、どのような施術を行うのか、使う美容機器や機材、営業する規模によって変わります。

施術ベッドを置く場所だけを考えればよいわけでもありません。

実際にお客様を迎えるためには、カウンセリングや施術に必要な設備や化粧品も用意することになります。

そのため、先に「何平米あれば開業できるのか」という数字を探しても、自分のサロンに必要な広さとは限りません。

物件を見る前にすべてを完成させる必要はありませんが、少なくとも、どのような施術を提供する場所なのかは具体的にしておきたいところです。

家賃や立地だけでは自分のサロンに合うのか決められない

家賃が資金計画の範囲に収まり、立地や内装も希望に合う物件が見つかれば、「ここなら開業できそう」と思うでしょう。

ただ、条件のよい物件が、自分が開業するエステティックサロンに合うとは限りません。

どのようなお客様に来店してもらい、どのような施術を提供するのかによって、必要になるスペースや設備の条件も変わるからです。

家賃や立地が希望に合っていても、必要な設備や施術スペースなど、自分が考えているサロンの条件に合うかどうかは別に確認する必要があります。

物件選びで迷った時に確認したいのは、「いい物件なのか」だけではなく、「自分が計画しているサロンを営業できる物件なのか」ということです。

エステサロンの開業で美容機器やメニューを先に決める時も迷いが残る

美容機器の展示ブースで、導入を検討するエステティシャン出身の女性が実機を見て設置スペースや必要性を想像している様子を描いた画像

【魅力的な美容機器に惹かれても、導入は『自分のサロンで必要かどうか』を基準に判断する必要があります。】

エステティシャンとして経験を積んできた方であれば、物件より先に「この施術を自分のサロンでも提供したい」と考えることもあります。

勤務していたエステティックサロンで経験してきた技術があり、新しく学んだ施術や使ってみたい美容機器があれば、それを自分のサロンで活かしたいと思うのは自然なことです。

ただ、できる施術や使いたい美容機器が決まっていることと、開業するサロンに必要なメニューや機器が決まっていることは同じではありません。

美容機器を導入すれば、その機器を使う施術や必要なスペース、費用を考えることになり、メニューを作れば、施術に必要な設備や化粧品、施術時間との関係も出てきます。

そのため、美容機器やメニューから考える場合も、「どのようなお客様へ、何を提供するサロンなのか」と一緒に考える必要があります。

使いたい美容機器があっても必要性を判断できない

美容機器の展示会へ行ったり、メーカーから説明を受けたりすると、「この機器を自分のサロンにも入れたい」と思うことがあります。

今まで勤務していた店舗では扱っていなかった機器や、新しく知った施術に魅力を感じれば、開業を機に導入したいと考えることもあるでしょう。

美容機器について事前に調べることに問題はありませんが、その機器の魅力だけではなく、自分が開業するサロンに本当に必要なのかまで考えることが大切です。

どのようなお客様に来店してもらい、どのような施術を提供するのかが具体的になっていなければ、その機器を使う場面も決まりません。

美容機器を導入するには費用がかかり、機器を設置するスペースも必要です。

機器を導入することを先に決めれば、その後に物件やメニューを考える時も、その機器を置くことを前提に選択することになります。

開業前は、「良さそうな美容機器だから導入する」ではなく、「自分が提供する施術に必要だから導入する」と考えられるところまで、サロンの内容を具体的にしておきましょう。

できる技術を並べるだけではメニューを決めにくい

長くエステティシャンとして働いているほど提供できる技術は増え、フェイシャルもできる、ボディもできる、痩身の経験もあるとなれば、「せっかくできるのだからメニューに入れておきたい」と考えることもあるでしょう。

これまで身につけてきた技術を、自分のサロンでもお客様へ提供したいという思いがあるからです。

ただ、自分ができる施術をすべてメニューにすることと、開業するサロンで提供するメニューを決めることも同じではありません。

メニューが変われば、必要な美容機器や設備、使用する化粧品や施術時間も変わります。

提供するメニューによっては、必要になる施術スペースも変わるため、物件とも関係してきます。

先にメニューだけを完成させると、後から物件や設備を考えた時に、条件が合わずにもう一度考え直すことにもなります。

できる技術を活かすことは大切ですが、開業準備では、その中からどのような施術を自分のサロンで提供するのかを考えることが必要です。

エステサロンの開業でまず考えたいのは、どのようなサロンにするのか

サロンのコンセプトを話し合うために、女性オーナーがスタッフと並んで施術の中心メニューと想定顧客像を指し示す簡単な図を見ている様子を描いた画像

【誰に何を提供するのかを具体化すると、物件や機器、メニューを同じ条件で比較できます。】

エステサロンの開業は何から始めるのかと考えた時、物件や美容機器、メニューの中から一つを最初の正解として選ぶ必要はありません。

先に考えたいのは、それらを選ぶための条件です。

どのようなお客様に来店してもらい、どのような施術を提供し、どのくらいの規模で始めるのかを具体的にすると、物件を見る時には必要な施術スペースを考えられます。

美容機器を見る時には提供する施術に必要なのかを検討でき、メニューについても、自分が開業するサロンに必要なものを考えられるようになります。

何から始めるのか分からなくなっていたのは、開業準備の知識が足りなかったからとは限りません。

物件、美容機器、メニューを判断する前に、何を決めておけばよいのかが明確になっていなかったのです。

どのようなお客様に施術を提供するのかを具体的にする

物件や美容機器を比較する前に、どのようなお客様に施術を提供するサロンなのかを考えます。

これは、難しい言葉でお客様を分類するという話ではありません。

自分が開業するエステティックサロンへ、どのような目的を持ったお客様に来店してもらい、どのような施術を提供したいのかを具体的にするということです。

どのようなお客様に何を提供するのかが曖昧なままだと、物件を見ても「この場所が自分のサロンに合っているのか」を判断しにくくなります。

メニューを考える時も、提供できる施術を並べることが中心になり、何を中心に案内するサロンなのかが決まりにくくなります。

お客様に合わせたいという思いがあるほど、いろいろな施術を用意したくなるものです。

ただ、お客様に合わせることと、開業前に何を提供するサロンなのかを決めないことは同じではありません。

誰に何を提供するのかを具体的にすることで、物件や美容機器、メニューを同じサロンの計画として考えられるようになります。

どのような施術を中心にするのかを考える

次に考えたいのは、自分が提供できる施術の中で、開業するサロンでは何を中心にするのかです。

フェイシャル、ボディなど、これまで経験してきた施術が複数あれば、どれもメニューに入れたいと思うかもしれません。

しかし、提供する施術が変われば、必要になる設備や美容機器、使用する化粧品や施術時間も変わります。

必要なものが変われば、物件に求めるスペースや開業時にかかる費用にも関係します。

「できる施術は何か」を確認するだけではなく、「自分のサロンでは何を中心に提供するのか」まで考えておくことが大切です。

中心に提供する施術が具体的になれば、美容機器を見た時も、使ってみたいという気持ちだけではなく、提供する施術に必要なのかという基準で考えられます。

中心に提供する施術が具体的になれば、物件についても、漠然と広い場所を探すのではなく、施術に必要なスペースを考えながら検討できるようになります。

どのくらいの規模で始めるのかを考える

開業時の規模も、物件や設備を考える前に確認しておきたいことです。一人で始める個人サロンなのか、どの程度の施術スペースを使うのかによって、必要になる物件や設備は変わります。

規模が変われば、開業に必要な資金や毎月かかる費用も変わるため、開業する時点で、一人で営業するのか、どの程度の施術スペースを使うのかを具体的にしておくことが大切です。

開業時の規模が決まっていないまま物件を探すと、必要以上に広い店舗と、施術スペースを確保できない小さな物件まで同じ候補として比較することになります。

どの程度の規模で始めるのかを考えることは、この段階で物件や設備まで決めるということではありません。

開業時の規模を考えておくと、これから比較する物件や設備が自分のサロンに合うのかを考えやすくなります。

エステサロンの開業準備は、決めた内容をもとに順番を考える

開業時の中心施術を決めた女性オーナーが、機材や備品の箱に『化粧品』『タオル』『機器』などのラベルを付けて整理している様子を描いた画像

【先に決めたサロンの条件を基準にすると、物件や機器、メニューを同じ条件から考えられます。】

どのようなサロンにするのかが具体的になったら、その内容をもとに物件、美容機器、メニューについて考えます。

開業準備の順番とは、物件や機器、メニューの順番を決めることではありません。

先に決めた条件をもとに、次の準備を考えることです。

物件・美容機器・メニューを同じ条件から考える

物件や美容機器、メニューを別々に考えると、一つ決めるたびに他の準備と条件が合わず、もう一度考え直すことにもなります。

「どのようなサロンを開くのか」という同じ条件から考えることで、物件や美容機器、メニューの選択肢を比較しやすくなります。

今決めることと、営業開始までに確認することを分ける

営業開始に必要な備品と、資格・手続きなど後で確認する書類を分けてフォルダに入れる女性オーナーの作業を描いた画像

【今決める内容と、営業開始までに確認する資格・手続き・法律を分けると、今考える内容が分かりやすくなります。】

自分が開業するサロンの内容が具体的になったら、その内容をもとに物件、美容機器、メニューなどを考えていきます。

ここからは、物件や美容機器のように今決めることと、資格や手続きのように営業を始めるまでに確認しておくことを分けて考えます。

開業までに必要なものはサロンの内容によって変わる

営業開始までには施術に使う設備や機材、化粧品などを用意する必要がありますが、必要なものは、提供する施術や店舗の規模によって変わります。

開業までに必要なものを考える時も、「一般的なエステティックサロンには何があるのか」ではなく、「自分が開業するサロンには何が必要なのか」という考え方が基本になります。

営業開始までに何を揃えるのかを具体的に確認したい方は、エステサロンの開業に必要なもので確認してください。

資格・手続き・法律はそれぞれ分けて確認する

開業準備を進めていると、「資格は必要なのか」「どのような手続きをするのか」「営業するうえで守る法律は何か」といった疑問も出てきます。

これらも開業前に確認する必要がありますが、物件や美容機器を選ぶこととは分けて考える必要があります。

資格について確認したい場合は、エステサロンの開業に資格は必要なのかで詳しく解説しています。

開業準備で迷った時に、資格、手続き、法律を「まだ知らないこと」として一度に考える必要はありません。

物件や機器を選ぶために決めることと、営業開始までに確認することを分けて考えましょう。

資格や手続き、法律を分けて確認すると、今取り組むことも分かりやすくなります。

エステサロンの開業で何から始めるのか迷ったら、準備の前に判断する条件を決める

店舗の床に広げた簡易プランの上で、誰に何を提供するかを書いたメモを見ながら床の導線や施術スペースを実際に確かめる女性オーナーの姿を描いた画像

【迷ったら先に「誰に何を提供するのか」を具体的にし、その条件をもとに物件や機器、メニューを考えます。】

勤務していた時は、すでに店舗や使用する美容機器があり、メニューや価格も決められていた方が多いと思います。

独立して自分のサロンを開業すると、物件、美容機器、メニューや価格も自分で決めることになります。

そのため、開業準備で何から始めればよいのか迷ったとしても、行動力がないから準備が進まないということではありません。

物件、美容機器、メニューなど、目の前にある選択肢を何と比べて決めるのかが、まだ明確になっていなかったのです。

先に、どのようなサロンを開くのかを具体的にし、どのようなお客様にどのような施術を提供するのかを考えます。

そのうえで、提供する施術や規模をもとに必要な物件や設備を考え、美容機器やメニューも同じ条件から検討していきます。

これが、今回お伝えしたかったエステサロン開業の「最初の順番」です。

オープンまでに何を決め、何を準備する必要があるのかを全体で確認したい方は、エステサロンの開業準備で確認してください。

開業すると、施術を提供するエステティシャンであると同時に、サロン経営者にもなり、物件や費用、メニュー、価格なども自分で決めることになります。

勤務していた時には自分で決める必要がなかったことも考えるのですから、開業経験がなければ迷うことが出てくるのは自然なことです。

開業準備を進めると、サロン経営者として何を考える必要があるのかも気になってきます。

その内容を知っておきたい方へ、JESMAではエステティックサロン経営を学べる動画シリーズをご用意しています。

具体的な開業準備を進める段階だからこそ、自分のサロンをどのように経営していくのかを考える機会としてご活用ください。

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