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エステの独立に必要な経験年数は何年?勤務年数だけでは判断できない理由

 
サロンの受付で自分の勤務年数と担当業務をメモで見比べる女性エステティシャンの画像
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「いつかは自分のサロンを持ちたい」と考え始めると、「エステティシャンは何年くらい経験してから独立するものなのだろう」と気になるものです。

勤務して2年、3年という数字を見ると、「まだ早いのではないか」と感じる人もいれば、長く勤務していても、いざ自分のサロンを考えると自信が持てない人もいます。

施術を一人で担当できるようになり、カウンセリングや接客にも慣れてくると、エステティシャンとして経験を積んでいる実感が出てきますが、独立を考えると、自分が勤務先で何年働いたのかという数字で判断してよいのか迷うものです。

経験した「年数」と、その期間に実際に「何を経験してきたのか」は、同じものではありません。

同じ勤務年数でも、施術を中心に担当してきた人と、カウンセリングからお客様への提案、予約対応まで経験してきた人では、身につけてきた内容が異なるのです。

この記事では、エステの独立で経験年数が気になる時に、勤務年数という数字だけでは分からない経験の違いについて解説します。

エステで独立を考えると、経験年数が気になる

クリップボードのチェック表とカレンダーを見比べる女性エステティシャンの画像

【独立を考える時は、勤務年数だけではなく、その期間に自分が担当してきた業務の内容をまず確認します。】

エステティックサロンで働きながら独立を考え始めると、最初に気になるのが経験年数です。

「何年働けば独立できるのか」という目安が分かれば、自分はまだ早いのか、それとも独立を考えてよいのかを判断しやすくなります。

周りに独立したエステティシャンがいれば、「あの人は何年勤務してから独立したのだろう」と比べたくなるのもごく自然です。

経験年数は、入社した時期から数えればすぐに確認できます。

一方で、その期間にどのような業務を経験してきたのかは、単一の数字では表せません。

独立を考えた時に、これまで経験してきた仕事よりも勤務年数が先に気になるのは、年数の方が明確で分かりやすいからです。

勤務年数が短いと「まだ早い」と感じる

施術を一人で任されるようになり、カウンセリングや接客にも慣れてきた頃に、自分のサロンを持つことを考え始めるエステティシャンも少なくありません。

お客様との会話も以前より落ち着いてできるようになり、技術について質問された時にも、自分が身につけてきた知識を使って説明できる場面が増えてくるものです。

それでも、勤務年数を数えて「まだ2年だから独立は早いのではないか」と考えると、これまで積み重ねてきた経験まで少ないように感じてしまうものです。

しかし、同じ2年でも施術を中心に担当してきた人と、カウンセリングや接客も任されてきた人では、経験している仕事が違います。

だから、勤務期間が短いという数字だけで経験が足りないと決められません。

長く勤務していても独立できる自信が持てない

反対に、5年、10年と長くエステティシャンとして勤務してきても、独立を考えた途端に不安になることがあります。

施術の技術力には自信があり、お客様との信頼関係も築いてきたのに、自分のサロンを持つことを考えると「本当にできるのだろうか」と不安になります。

すると、「これだけ長く働いたのに自信がないのは、自分に何か足りないからではないか」と感じてしまいます。

しかし、勤務年数が増えても、自分が担当していなかった仕事まで自然にできるようになるわけではありません。

長く勤務してきた経験には大きな価値がありますが、その年数で独立に必要な仕事の経験まで習得できるものではないのです。

勤務年数が長くても、自分のサロンを持った時に必要になる仕事まで経験しているとは限りません。

エステで独立するために必要な経験は、年数の長さだけでは判断できない

二つの簡易クリップボード(施術中心のアイコンとカウンセリング+予約のアイコン)を並べて比較する女性エステティシャンの画像

【同じ勤務年数でも、施術中心かカウンセリングや予約まで任されてきたかで身につくスキルは異なります。】

エステティックサロンの独立を考える時に、経験年数は一つの判断材料ですが、勤務年数の長さだけでは決められません。

なぜなら、同じ3年、5年という勤務期間でも、どのような仕事を任されてきたのかはエステティシャンによって違うからです。

施術を中心に担当してきた人もいれば、カウンセリング、お客様への提案、予約対応まで経験してきた人もいます。

「何年働いたか」という数字では、その人が身につけてきたスキルや業務の範囲までは分からないのです。

同じ勤務年数でも任されてきた仕事は違う

エステティシャンとして担当する仕事内容は、勤務先によって異なります。

施術を中心に担当し、予約やお客様への連絡は受付スタッフが対応しているサロンもあれば、担当したエステティシャンがカウンセリングから施術後の接客まで行うサロンもあります。

新人のうちからお客様への説明や提案を経験する職場もあれば、一定の期間は技術習得を中心に仕事をするところもあります。

そのサロンの働き方や役割によって、勤務している間に経験できる仕事は変わります。

同じ年数働いていても、何を任され、どのようなお客様対応を経験してきたのかによって、身につけてきた知識やスキルは変わります。

勤務した期間と経験した仕事は同じではない

「エステティシャン歴5年」と聞くと、5年間で多くの経験を積んでいるように感じますが、その5年間に何を担当してきたのかは、経験年数からは分かりません。

施術を担当した期間、カウンセリングを行った経験、お客様への提案や予約対応をした経験など、仕事の内容を分けて考えると、その人が勤務中に身につけてきたものが具体的になります。

経験年数という一つの数字を見るより、その期間に担当してきた仕事を確認した方が、自分が何を経験してきたのかが具体的に分かります。

エステで独立する時は、施術経験と接客経験を分けて考える

施術用ワゴンを整えながら隣のカウンセリング資料を確認する女性エステティシャンの画像

【独立前は、施術で培った対応力とカウンセリングで身につく説明力をそれぞれ分けて整理します。】

エステティシャンにとって施術経験はとても大切ですが、独立を考える時には、カウンセリングや接客をどのくらい担当してきたのかも確認します。

お客様の肌や身体の状態を確認し、必要な施術を提供する技術と、悩みや希望を聴いて分かりやすく説明する仕事では、求められる経験が違います。

どちらか一方が大切なのではなく、それぞれがエステティシャンとして積み重ねてきた経験です。

その違いを考えずに「技術経験が長いから経験は十分」と一つにまとめてしまうと、自分が担当してきた仕事と、勤務中には担当する機会が少なかった仕事の違いが分からなくなります。

施術を一人で担当できることは大切な経験

お客様を一人で担当し、肌や身体の状態を確認しながら施術を進められることは、エステティシャンとして大切な経験です。

研修で技術を覚えた段階と、実際のお客様に施術を提供してきた段階では、積み重ねている経験が異なります。

お客様によって肌や身体の状態が違えば、施術中に確認する内容も変わります。

同じ技術を提供する場合でも、お客様の様子を確認しながら対応してきた経験は、実際の仕事を続ける中で積み重なっていきます。

だからといって、技術力が高くなれば、それだけで独立に必要な経験のすべてが身につくという意味ではありません。

技術は大切な土台ですが、独立を考える時には、勤務中に経験してきた技術以外の仕事も分けて考える必要があります。

カウンセリングや接客で身につく経験もある

エステティシャンの仕事では、お客様の悩みや希望を施術前のカウンセリングで聴き、どのような施術を行うのかを説明します。

施術後には、お客様の変化を確認し、その日の状態について話す時間もあります。

このような接客を重ねる中で、お客様が不安に感じやすい点や、どのように説明すると理解されやすいのかが分かるようになります。

お客様との信頼関係は、施術を提供する時間だけで築かれるものではありません。

カウンセリングや接客を通して、どのように関わってきたのかも、エステティシャンとしての経験に含まれます。

施術経験と接客経験を分けて考えると、「何年働いたか」という年数では表せなかった自分の経験が分かりやすくなります。

エステで独立すると、勤務中には経験していない仕事も必要になる

バックヤードのデスクで、メニューや営業時間のテンプレートを前に考え込む女性エステティシャンの画像

【勤務中に担当してこなかった営業時間や価格設定、予約方法といった業務は、年数だけでは身についていない可能性があることを確認します。】

長くエステティックサロンに勤務していても、勤務先では経験していない仕事があります。

勤務している時は、サロン側が営業時間、メニュー、価格、予約方法などを決めており、その内容に沿って仕事をしているからです。

エステティシャンは、そうした環境の中で施術や接客を担当します。

その働き方で技術や接客の経験を積んできても、営業時間やメニュー、価格、予約方法を自分で考えてきたとは限りません

決められたサロンルールの中で働いてきた経験

勤務先では、出勤するとその日の予約が入り、提供するメニューや施術時間、料金などをサロン側がすでに決めています。

予約をどのように受け付けるのか、お客様から問い合わせがあった時にどう対応するのかも、サロン側のルールに沿って行うことが多いです。

その中でお客様へ施術を提供し、接客を続けてきた経験は、エステティシャンとして大切なものです。

一方で、営業時間や価格そのものを自分で決める仕事を担当していなければ、その部分は勤務年数が長くても経験する機会がありません。

独立を考えた時に、分からない仕事が急に出てくるのは、勤務中に担当する必要がなかった仕事があるからです。

経験年数が長くても担当していない仕事は残る

長く働いていれば、施術するお客様の人数も増え、さまざまな接客を経験します。

一方で、勤務先で自分が担当していない業務は、勤務期間が長くなっても経験として増えていきません。

予約対応を自分が担当していなければ、施術経験が増えても、予約業務の経験まで同じように増えるわけではありません。

そのため、「もう長く働いているのに、独立を考えると分からないことがある」と感じても不思議ではありません。

勤務年数では、自分が担当してきた仕事と、担当していなかった仕事までは判断できないからです。

エステで独立する時に経験年数が不安になるのは、経験の中身が見えにくいから

経験した業務の項目を二列に分けてチェックするノートを作る女性エステティシャンの画像

【経験年数に不安を感じる時は、何を経験してきたかを具体的に分けて書き出し、不足箇所を明確にします。】

独立を考えた時に経験年数が不安になる理由は、単純に勤務期間が短いからとは限りません。

自分がこれまで何を経験し、どの仕事を経験する機会がなかったのかを分けて考えていないと、「何年働けば大丈夫なのか」という数字に答えを求め続けてしまいます。

年数は他のエステティシャンとも比較しやすいため、「自分はまだ短い」「もう十分長い」と考えやすいものです。

ところが、比較している年数が同じでも、経験してきた仕事は人によって違います。

勤務年数と、その期間に経験してきた仕事を分けて考えると、自分が何に迷っているのかを理解しやすくなります。

「まだ何年しか働いていない」と年数で比べてしまう

周囲に独立した先輩がいると、その人が何年経験してから独立したのかが気になります。

「先輩は5年働いてからだった」「自分はまだ3年だから経験不足なのではないか」と比べると、自分の勤務年数の短さが先に気になってしまいます。

しかし、先輩がその5年間に担当してきた業務と、自分が3年間に担当してきた仕事が同じとは限りません。

施術件数も、カウンセリングを任された時期も、お客様への対応範囲も勤務先によって違います。

年数を比べることはできても、年数だけを見て経験の量や内容まで比べることはできないのです。

「まだ何年しか働いていない」という数字を見ていると、自分がすでに経験してきた仕事まで見落としてしまいます。

「もう何年も働いたのに」と年数に答えを求めてしまう

勤務期間が長い人でも、反対の迷いを抱える人がいます。

「もう何年も働いているのだから、独立を考えてもよいはず」と思う一方で、実際に自分のサロンを想像すると不安が残ります。

すると、「これだけ経験しても不安なら、自分は独立に向いていないのではないか」と考えたくなります。

ただ、勤務年数が長くても、それまで担当していない仕事の知識まで自然に身につくわけではありません。

施術や接客を長く続けてきた経験と、勤務先では他の人が担当していた仕事の経験は分けて考える必要があります。

長く働いているのに自信がないのではなく、年数では分からない仕事の経験が残っているということです。

エステで独立する前に、経験年数と経験してきた仕事を分けて考える

タブレットで学習動画を再生しながら、隣に経験チェック表を置く女性エステティシャンの画像

【独立を決める前に、何年働いたかとその間に担当してきた業務を分けて整理し、優先的に確認する項目を決めます。】

独立を考える時は、「何年働いたのか」と「その期間に何を経験してきたのか」を分けて考えます。

勤務期間の中では、施術技術を身につけ、カウンセリング、接客、予約対応などを経験しています。

一方で、勤務中には担当する機会がなかった業務もあります。

この違いを分けて考えると、経験年数が短いから一律に不足しているとも、長いからすべて経験できているとも言えないことが分かります。

この段階では、独立するかどうかを決める前に、自分が経験してきた仕事を勤務年数と分けて考えます。

経験が短いことだけで独立できないとは決まらない

経験年数が短いという事実だけで、独立できないと決まるわけではありません。

その期間に施術をどの程度担当してきたのか、カウンセリングや接客をどのように経験してきたのかは、人によって違うからです。

勤務期間の長さという一つの数字で、独立の可否を決める話ではありません。

注目すべきは、短い年数でも大丈夫なのかではなく、その期間に自分がどのような仕事を経験してきたかです。

経験年数の短さを理由に、自分が積み重ねてきた経験まで少なく考える必要はありません。

経験が長いことだけで準備が整うわけでもない

長く働いてきた経験は、技術や接客を続けてきた大切な財産です。

多くのお客様と接し、さまざまな悩みを聴き、その都度対応してきた経験は、短期間では得られないものです。

ただし、勤務期間が長いことと、独立後に必要になるすべての仕事を経験していることは同じではありません。

勤務中には、営業時間、メニュー、価格、予約方法などを決める仕事を、勤務先のオーナーが担当していることもあります。

その仕事に必要な知識が分からないからといって、それまで積み重ねてきた経験が不足していたわけではありません。

勤務者として経験してきた仕事と、サロンオーナーになった時に初めて考える仕事には違いがあるのです。

エステで独立するかどうかは、経験年数だけで決めない

閉店後のサロンで経験リストと今後の確認事項リストを並べて見直す女性サロンオーナー候補の画像

【独立は年数で決めず、これまでの経験と勤務中に不足していた業務を分けて確認してから判断します。】

「エステティシャンは何年経験すれば独立できるのか」という疑問に、すべての人へ共通する一つの年数を当てはめることはできません。

何年働いたのかという数字と、その期間に施術、カウンセリング、接客、予約対応など、何を経験してきたのかは分けて考える必要があります。

勤務年数が短くても、その期間にすでに経験している仕事があります。

長く勤務していても、自分が担当していなかった業務は経験する機会がありません。

勤務中に経験していない仕事が残っているのは、努力不足だったからではなく、エステティシャンとして担当してきた仕事と、サロンオーナーとして担当する仕事が違うからです。

独立するかどうかを急いで決める前に、自分が経験してきた仕事と、勤務中には知る機会がなかったサロン経営の知識を分けて考えます。

このように分けて考えることで、今後を考えるために何を確認すればよいのかが分かるようになります。

今回のテーマをサロン経営の視点から考えてみたい方は、JESMAの動画シリーズで、勤務中には知る機会が少なかった経営の考え方に触れてみてください。

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